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「空コンテナ」と輸送需要のマッチングアプリ

2017年4月14日 (金)

サービス・商品トレードシフトジャパン(東京都渋谷区)は14日、トラックやコンテナの情報を共有し、貨物輸送ニーズとマッチングするアプリ「カラトラ」の無料提供を開始したと発表した。

カラトラは、貨物輸送が終わり復路を「空」で走るトラックやコンテナが発生した運送企業が、アプリにその情報を入力しほかの企業と共有することで、輸送のニーズがある企業や組織がそれらを検索し、情報提供者とコミュニケーションできる仕組みを提供する。

軽トラックから海上コンテナまでさまざまな大きさ、形式の空きキャパシティ情報を取り扱うことができ、アプリ全ての機能を無料で提供する。

「空コンテナ」と輸送需要のマッチングアプリ

(出所:トレードシフトジャパン)

空きキャパシティ情報は「空きトラック」と「空きコンテナ」の2つのカテゴリーに分類され、情報を発信する企業は空で走る予定のトラックやコンテナの発地と着地、サイズ、種類、台数、期間などの情報を入力することで、それらを求める企業とリアルタイムに情報を共有することができる。

情報の公開範囲はアプリを使用する全企業・組織、または特定の企業・組織間に絞って共有することが可能。広く空きキャパシティの利用者を公募したい時だけでなく、一つの企業内でのキャパシティ情報の集約や、普段からキャパシティを融通し合う運送企業間の情報共有、コンテナラウンドユースを行う際のマッチング相手を募集・探す場など、多目的での利用が可能となっている。

■「カラトラ」特設ページ
http://www.tradeshift.jp/products/karatora/