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2月の造船統計速報、生産指数が18.2%減少

2017年4月17日 (月)

調査・データ国土交通省が17日公表した2月の造船統計(速報)によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は受注1隻(199総トン)、起工27隻(120万7000総トン)、竣工26隻(87万2000総トン)となった。

竣工船価は1075億円、生産指数は91.2(前年同月比18.2%減)で、このうち国内船の竣工実績は8隻(14万6000総トン)、生産指数220.8だった。内訳は、貨物船が2隻(鉱石兼ばら積み船1隻、セメント専用船1隻)、自動車航送船2隻、油送船1隻(一般油送船1隻)、その他の船舶3隻。

輸出船の竣工実績は合計18隻(72万6000総トン)、生産指数66.6となった。輸出船の内訳は、貨物船が17隻で一般貨物船1隻(パナマ向け)、ばら積み船6隻(パナマ、シンガポールなど向け)、鉱石兼ばら積み船10隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)だった。

油送船は1隻で、化学薬品船1隻(リベリア向け)だった。鋼船修繕実績は98隻で工事金額は51億円。