栗林商船、雑貨輸送など好調で業績予想上方修正

ロジスティクス栗林商船は18日、RORO船のスポット輸送を行ったことや雑貨輸送が堅調に推移したこと、新規貨物の取り込みなどによる収益への好影響もあり、売上高・営業利益・経常利益が予想を上回る見込みから、2017年3月期通期連結業績を上方修正すると発表した。

売上高を当初の430億円から440億円へ2.3％引き上げ、営業利益を22億円から23億3000万円へ4.5％、経常利益を22億円から24億円へ9.1％それぞれ引き上げる。

一方純利益は、連結子会社であるCLOVER MARITIME（クローバーマリタイム）社が保有する固定資産の一部について、将来の回収可能性を検討した結果、連結の特別損失として5億円の減損損失を計上することから、当初予想の12億5000万円から11億円へ12％引き下げる。