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UPS、積み間違い防止にビーコン採用

2017年4月19日 (水)

ECUPSは19日、積み荷作業員が貨物を「間違った集配車」に載せた際、その荷物の「正しい車両」を通知する電子ビーコンを集配車に設置したと発表した。

「プリロード・スマートスキャン」と呼ばれるこの取り組みは、テクノロジーを使って貨物処理業務のエラー防止を図るもので、配達精度・顧客満足向上を目的としたUPSのプロジェクトの一つ。

ブルートゥースを搭載したビーコンが、UPSの積み荷作業員が身に着けた貨物スキャナー端末と通信。貨物のラベルを読み取るスキャナーには、それぞれの貨物がどの集配車に積載されるべきかがプログラムされている。

一方でビーコンは、各貨物とその貨物の車両内の「位置」に関するシグナルを発信し、スキャナーはそのシグナルを感知する。1台に4つのビーコンが設置され、貨物が間違った車両に運ばれると、スキャナーが積み荷係にエラーを通知する。積み間違いがある場合はエラーが修正されるまで、ほかの貨物のスキャンができない状態になる。

この取り組みにより、貨物の積み間違いを70%削減できるという。

同社は、集配車両にビーコンを設置するにあたり、一般のビーコンではシグナルの範囲が広すぎ、積み荷時に近距離で駐車される集配車両ではシグナルが車両の側面を通り抜けてしまい、正確な情報を取れない課題があった。

この問題を解決するため、近距離で駐車された集配車両でも使用できるようビーコンをカスタマイズ。このビーコンではシグナル領域が狭められたほか、頑丈なデザインが採用され、バッテリー寿命も長くなり、集配車両のサイズに合わせた設定が可能になった。