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プロロジス、千葉で開発中の物流施設75%が賃貸契約

2017年4月19日 (水)
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拠点・施設プロロジスは19日、千葉県市川市に開発中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク市川3」で大手物流企業と賃貸借契約を締結したと発表した。これにより、12月の竣工に先立ち施設の75%が賃貸契約済みとなった。

同施設は2万6500平方メートルの敷地に、延床面積6万4400平方メートル、4階建ての先進的物流施設として昨年8月に着工。同エリアで稼働している「プロロジスパーク市川1」「プロロジスパーク市川2」に続く、3棟目のマルチテナント型施設として12月に竣工する。

開発地は東京都心部から20キロ圏内、千葉県市川市の湾岸エリアに位置。首都高速湾岸線千鳥町ICから5分と近く、東京都心部へのアクセスや広域配送に適している。またJR京葉線市川塩浜駅から徒歩10分と従業員が通いやすいため、入居企業の雇用確保にも優れている。

大手物流企業は、3PL事業の拡大にあたり同施設が首都圏全域へのアクセス利便性や羽田空港にも近いといった利点を評価し入居を決定した。

また、2016年3月には、三井倉庫サプライチェーンソリューションと2万5000平方メートルの賃貸借契約を締結。同社は都内の物流施設で運営中だが、昨今のビジネス環境の変化に伴い移転先を検討していた。同施設はワンフロアあたりの面積が広く、ランプウェイで上階へのアクセスも可能なことから、オペレーション効率の高さを評価。1-2階に入居し、既存メーカー物流に加えて新たなビジネスを取り扱う物流拠点とする。