川崎汽船、エルサルバドル向け寄贈消防車無償輸送

環境・CSR川崎汽船は20日、日本消防協会からエルサルバドルへ寄贈された消防車1台と救急車2台の海上輸送に協力する、と発表した。

同協会は国内消防機関で更新時期を迎えた消防車両を無償で寄贈する国際援助事業を行っており、その一環としてエルサルバドルに3台の車両が寄贈された。

消防車両3台は日本エルサルバドル協会の支援でハンドル工事などの車体整備が行われ、4月18日に川崎汽船傘下のダイトー・コーポレーションが協力して横浜港で川崎汽船の自動車専用船に積み込んだ。自動車専用船は5月上旬に同国アカフトラ港に到着する予定だという。

同社は1969年からエルサルバドルの名誉領事を引き受けており、同国の消防車両不足の解消に寄与するため2014年から無償輸送に協力、今回で4回目、車両台数は12台（消防車7台、救急車5台）となる。