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セイノーとセブン-イレブン、配送サービス拡充へ提携

2017年4月24日 (月)

M&Aセイノーホールディングスとセブン-イレブン・ジャパンは21日、セブン-イレブン店舗で配送サービスなどの拡大に向け、業務提携契約を締結したと発表した。

セブン-イレブンでは、少子高齢化の進行や単身世帯の増加、女性の就業率の上昇の社会環境の変化に対応し、2000年から日替り弁当や惣菜などを届ける「セブンミール」 を展開。また全国360の自治体と協定を締結し、自治体と連携した地域の見守り活動にも取り組んでいる。

一方セイノーHDは、11年から社会課題である「買い物弱者」対策として「お買い物サービス」を全国展開しており、地域に応じた商品の配送、見守りなどを行っている。

今回業務提携を締結することでセブン-イレブンは、今後の配送ニーズの拡大に合わせて、セブン-イレブン加盟店が同サービスに参画しやすい仕組みを整え、セブンミールを中心とした配送サービスの取り組みをさらに強化する。

セイノーHDは、セブン-イレブンとの取り組みを推進することにより、地域になくてはならない存在「地域のコンシェルジュ」を提供するサービス事業を確立するとともに、全国展開を加速させる。

具体的には一定エリアのセブン-イレブン加盟店に対して「地域のコンシェルジュ」として活躍する女性を中心としたスタッフ「ハーティスト」が担当し、各店舗の配送サービスのほか、チラシ配布・見守り活動などを行う。

現在、広島県など一部エリア150店舗でテストを実施しており、19年2月末までに全国3000店舗へ拡大する。