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いすゞ、安全性能高めたギガ・フォワード販売開始

2017年4月27日 (木)
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サービス・商品いすゞ自動車は27日、大型トラック「ギガ」と中型トラック「フォワード」を改良し、同日から販売開始すると発表した。

今回の改良で、ギガ・フォワードとも9月から適用される最新排出ガス規制に適合するとともに、プリクラッシュブレーキのミリ波レーダーとカメラのターゲットロックオン性能を向上させ、減速効果を高めた。これにより、ことし11月から適用される最新の安全法規に対応した。

また、ギガは自動式変速トランスミッション「スム―サーGx」搭載車に地図情報を活用したオートクルーズ機能を新たに追加。地図情報とGPSにより先行道路の勾配を予測し、適切なギヤ段を自動選択できるため、燃料を節約した省燃費運転を可能にする。

軽量な「6NX1エンジン」を搭載することで、最大混合容量4.4立方メートルを実現したほか、発進駆動力にすぐれた9速ワイドレンジトランスミッションを採用した。さらに「ギガGカーゴ」では、これらの機能に加えLEDリヤコンビランプも標準装備。従来のバルブ式に比べて発光面積が大きく、瞬時に点灯し、後続車へのすばやい意思伝達を実現し、追突事故を抑制する。

フォワードでは、「4HK1系エンジン」のターボシステム、燃料噴射、冷却まで広範囲な見直しを実施し、燃費性能を高めた。プリクラッシュブレーキ、ミリ波車間ウォーニング、 車線逸脱警報、電子式車両姿勢制御システムを全車に拡大。3月から新設された準中型免許に対応する「GVW」7.5トン車を新たに展開した。