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インフォア、設備管理ソリューションの最新版提供開始

2017年4月27日 (木)
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サービス・商品インフォアジャパンは27日、モビリティ機能の拡張や不適合設備のトラッキング機能の追加した、米インフォアの設備管理ソリューション「Infor EAM」の最新版を日本国内市場で提供開始したと発表した。

最新版では、運輸業の現場で働くユーザーの利便性を高めるため、オフラインのモバイル機器からでもInfor EAMの大部分の機能を利用できるよう拡張。オフラインでアクセスできる範囲を拡大したことで、環境や接続状況に左右されず作業できるようになった。

中核機能として不適合設備へのトラッキング機能を新たに追加。潜在的な問題をすばやく特定し、長期にわたってトラッキングし、あらかじめユーザー側で設定した不適合とされる指標に基づいて緊急度とリスクレベルを割り当てることができる。

監査ログ内の管理機能が問題検知すると、既存のケースと関連するワークフロータスクまたはフォローアップオーダーを作成するようにユーザーに促し、事故発生時に問題の詳細を文書化するため、監査を容易にする。

また「条件スコアマトリックス設定画面」では、不適合指標と連携し、画面上で異常や問題を長期にわたってモニタリングし、緊急度や強度、規模、重要度といった指標で検索することが可能となっている。

このほか、「OpenCAD機能」を強化しフロアスペースをすばやく正確に計算できるようにしたほか、オンプレミス版ですでに提供しているこの機能をクラウド版にも追加。設備機器のランキング機能を「人」や「日」といった変数のある複雑なプロセスを簡素化し、環境や規制、手順、方法が変化することを含めて「ランク」を付与する設計に改良した。

最新版を使うには、オンプレミス版利用者はアップデートが必要。クラウド版利用者はそのまま最新版機能を利用できる。