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プロロジス、茨城で日立物流ファイン専用施設竣工

2017年4月27日 (木)
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拠点・施設プロロジスは27日、茨城県古河市で日立物流ファインネクスト専用物流施設「プロロジスパーク古河2」が竣工したと発表した。同施設はプロロジスが日立物流グループのために開発したBTS型施設としては、6件目となる。

プロロジスは、10万5000平方メートルの敷地にBTS型施設の集積パークとして「プロロジスパーク古河」の開発を進めており、プロロジスパーク古河2は同パークで2棟目の施設。1棟目のプロロジスパーク古河1は医薬品卸のスズケングループ専用施設として昨年11月に竣工。3棟目の「プロロジスパーク古河3」は、国内大手物流企業との賃貸契約を締結済みで、7月に着工する。

プロロジスパーク古河2は日立物流ファインネクストとプロロジスの共同開発プロジェクトで、敷地を効果的に活用する方法を協議した結果、同プロジェクトの開発用地としてプロロジスが所有していた土地の一部を日立物流ファインネクストに譲渡。その土地に日立物流ファインネクストが危険物倉庫8棟を開発、プロロジスはプロロジスパーク古河2を普通倉庫のBTS型施設として開発し、同社に賃貸することとした。日立物流ファインネクストは同施設を事業拡大のための戦略拠点として活用する。

プロロジスパーク古河2は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近の北利根工業団地内に立地。圏央道五霞ICと2月に開通した境古河ICからいずれも6キロに位置している。

建物は地上2階建て、延べ床面積2万2000平方メートルで、1階には施設両面にトラックバースと大庇を設け、荷捌きの効率性が高く、雨天時にも作業がしやすい環境を整えた。加えて梁下有効高は1、2階とも6.5メートルを確保し、1階の床荷重は1平方メートルあたり2.5トンとするなど、標準的な仕様に比べハイスペックで汎用性の高い施設設計とした。また、環境負荷軽減のため、屋根面には1メガワットの太陽光パネルを設置する。

■「プロロジスパーク古河2」概要
名称:プロロジスパーク古河2
所在地:茨城県古河市北利根8-4
敷地面積:2万3789.43平方メートル(7196.30坪)
延床面積:2万1937.95平方メートル(6636.22坪)
構造:地上2階建て、鉄骨造
着工:2016年6月
竣工:2017年4月