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鴻池運輸、ミャンマーで初の自社倉庫建設

2017年4月27日 (木)
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拠点・施設鴻池運輸は27日、同社グループ会社KONOIKE MYANMAR(KMC)が、ミャンマー・ティラワ経済特区(SEZ)内に建設を進めていた自社倉庫が竣工し、1日から本格稼働を開始したと発表した。

KMCはこの倉庫を「保税機能と流通加工機能を備えた自社倉庫」として活用しながら、ミャンマーとタイ間のクロスボーダー輸送、製造設備の輸送・据付まで行うエンジニアリング事業を強みに業務拡大を図る。ミャンマー拠点初の自社倉庫と自社トラックを備えた拠点となる。

日本とミャンマー政府が官民一体で進めているミャンマー初の経済特区であるティラワSEZでは、外資100%による事業運営が認められており、保税倉庫事業やトラック運送事業を経済特区の利点を生かした自由な事業展開が可能となっている。そこでKMCは、ミャンマーでのKONOIKEグループ初の自社倉庫・自社トラックを保有・活用しながら、今後ASEAN加盟国の中でも物流需要増大が想定されるミャンマー-タイ間のクロスボーダー輸送や、ODA関連事業の輸送、エンジニアリング事業などに注力していく。

■新倉庫
所在地:ミャンマー・ヤンゴン管区ティラワ経済特区内
敷地面積:1万6500平方メートル
延床面積:3300平方メートル
仕様:常温、保税倉庫、流通加工可