ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

広大な面積生かし車両待機スペースなど提供

GLP、神奈川・愛川町と災害時協力協定

2017年4月28日 (金)
空白

話題グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は28日、神奈川県愛川町の同社賃貸物流施設「GLP厚木II」のスペースを活用し、地震などの災害が発生した際に愛川町に車両待機場所や物資・資機材保管用仮設テントの設置場所などを提供すると発表した。27日に同町と協定を締結した。

GLP厚木IIは2016年6月に竣工した地上6階建て、延床面積8万9242平方メートルのマルチテナント型物流施設で、免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備といった事業継続に対する取り組みを行っている。今回の協定は同施設が乗用車356台分の広大な駐車場スペースを備えていることなどから、町がGLPへ協力を要請し、締結に至った。

GLPの帖佐義之社長は「企業からの関心が高い災害時の事業継続を可能とするための先進的なBCP装備を各施設で取り入れている。今後も社会のインフラを担う一企業市民として、GLPの物流施設の特性を活かし、地域の災害対策に貢献していく」と述べた。

▲GLP帖佐社長と愛川町小野澤町長による協定締結式

同社はほかにもGLP大阪II、GLP横浜、GLP鳴尾浜、GLP川島で自治体から災害時の避難施設に指定され、特にGLP横浜では年に1回、避難訓練を行うなど地域との連携を強化している。