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4/28決算発表企業、ヤマト・邦船3社など14社

2017年4月28日 (金)

財務・人事4月28日決算発表の企業は次の通り。

日本郵船最終赤字2657億円へ拡大
商船三井不定期船回復基調で最終黒字回復
ヤマトホールディングス労働需給のひっ迫受け利益半減
川崎汽船コンテナ船損失膨らみ最終赤字1400億円
郵船ロジスティクス航空事業の仕入れ高騰で営業益半減
三菱倉庫国内物流堅調で増収増益
NSユナイテッド海運主力の外航海運で、原油タンカー市況が低迷したほか…
飯野海運外航海運事業をはじめ、内航・近海海運事業、不動産…
サカイ引越センター作業件数が73万8437件で前年同期に比べ2万8106件(4…
宇徳港湾事業が増収増益となったが、プラント・物流事業…
川崎近海汽船近海部門は市況の低迷や円高により、内航部門では燃…
内外トランスライン単体では主軸の輸出混載輸送の取扱量・売上高とも減…>
杉村倉庫主力の物流事業で電気製品、食料品などの取り扱いが…
大宝運輸売上高は前年同期とほぼ同額を確保し、営業利益は2.…

■NSユナイテッド海運
主力の外航海運で、原油タンカー市況が低迷したほか、内航海運事業で鋼材輸送が現在の影響を受け低調に推移したことで、増収減益。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
125,276-8.7%
営業利益
6,5581.3%5.2%
経常利益
4,60713.4%3.7%
最終利益
3,322-19.2%2.7%

■飯野海運
外航海運事業をはじめ、内航・近海海運事業、不動産事業と全部門で売上・営業利益とも減少し、減収減益となった。主力の外航海運は、支配船腹を長期契約に継続投入したことなどで収益確保に努めたものの、市況低迷による影響を回避できず、13.5%の減収、営業利益30.3%の減益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
83,320-12.2%
営業利益
6,591-18.8%7.9%
経常利益
5,105-33.3%6.1%
最終利益
3,8856.2%4.7%

■サカイ引越センター
作業件数が73万8437件で前年同期に比べ2万8106件(4%)増加し、売上高は9.1%の増収。営業利益は、SDホールディングスと子会社3社の損益を連結したことによりSDホールディングス子会社化に伴う仲介手数料の支払いやのれん及び契約関連無形資産の償却費が発生したものの11.3%の増益を確保した。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
79,9639.1%
営業利益
7,55211.3%9.4%
経常利益
7,96812.2%10.0%
最終利益
4,5354.9%5.7%

■宇徳
港湾事業が増収増益となったが、プラント・物流事業で「のれん」償却に伴う費用の増加のほか、工期変更や規模の縮小から取扱量が減少したことなどから営業利益が大幅に減少。全体では、売上高が7.6%の増収となったものの、営業利益は1.2%の減益。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
51,0417.6%
営業利益
2,912-1.2%5.7%
経常利益
3,057-1.7%6.0%
最終利益
2,27616.8%4.5%

■川崎近海汽船
近海部門は市況の低迷や円高により、内航部門では燃料油価格の下落に伴う燃料調整金収入の減収などで減収減益。

近海部門の売上高は26.3%の減収、営業損失は10億6700万円から17億5000万円に拡大。内航部門の売上高は3.5%減収。営業利益は売上減に加え新規航路開設費用の増加により27.1%の減益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
37,491-11.8%
営業利益
1,412-57.1%3.8%
経常利益
1,355-57.4%3.6%
最終利益
592-23.2%1.6%

■内外トランスライン
単体では主軸の輸出混載輸送の取扱量・売上高とも減少したものの、連結子会社の内外銀山ロジスティクスの売上と利益が寄与したこと、フライングフィッシュの収益構造が改善したことにより増収増益を確保した。

▽2017年12月期第1四半期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
5,1891.8%
営業利益
36234.6%7.0%
経常利益
38949.0%7.5%
最終利益
377128.5%7.3%

■杉村倉庫
主力の物流事業で電気製品、食料品などの取り扱いが低調で保管料収入が増加したものの、荷役荷捌料収入、運送料収入が減少したほか、減価償却費や租税公課が増加し減収減益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
10,190-0.7%
営業利益
1,102-11.8%10.8%
経常利益
1,049-12.7%10.3%
最終利益
78411.6%7.7%

■大宝運輸
売上高は前年同期とほぼ同額を確保し、営業利益は2.9%の増益となった。経常利益は燃料費が下がったことにより3.2%の増益。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
8,8120%
営業利益
3142.9%3.6%
経常利益
3393.2%3.8%
最終利益
232-53.8%2.6%