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ハマキョウ決算、3PLでコストかさみ営業益2%減

2017年5月9日 (火)

ロジスティクスハマキョウレックスが9日発表した2017年3月期決算は、物流センター(3PL)事業で新拠点の立ち上げ費用や税負担が増加したのが影響し、営業利益が2%の減益(前期比)となった。

物流センター事業は売上高504億3400万円(7.4%増)、営業利益51億1400万円(3.8%減)。新規センターの立上費用の発生、自社倉庫建設に伴う取得税、外形標準課税の増加で減益となった。

期中の新規物流受託は14社で、前期受託した1社を含めた15社のうち12社が稼働。残る3社は4月以降の稼働を目指す。これにより、同社が運営する物流センターは8センター増え95センターとなった。

貨物自動車運送事業は売上高487億5700万円(1.1%増)、営業利益28億2800万円(1.4%増)と増収増益。特別積合事業で物量が減少するなどの影響があったものの、M&Aが寄与して増収を確保。これに加えて幹線便費用の抑制も寄与し、増益につなげた。

今期は売上高1050億円(5.9%増)、営業利益98億円(23.3%増)、経常利益100億円(18.8%増)、最終利益は57億円(12.8%増)を見込む。

■2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
99,1914.2%
営業利益
7,948-2.0%8.0%
経常利益
8,4201.2%8.5%
最終利益
5,0536.9%5.1%