SGHD、サイバーセキュリティ体制強化へ専門組織設立

ロジスティクスSGホールディングスは11日、サイバーセキュリティインシデントへの対応体制を強化するため、4月26日に日本シーサート協議会へ加盟するとともに、専門対応組織「SGH-CSIRT」を設立したと発表した。

日本シーサート協議会は、サイバーセキュリティインシデント対応活動を推進する組織で、被害を最小限に食い止める体制作り、早期警戒情報の共有や広域に渡る脅威度の高いインシデント対応共同演習の実施などを行っている。

SGホールディングスはこれまで、顧客の情報資産を守るため、さまざまなセキュリティ対策を行ってきたが、高度化するサイバー攻撃によるインシデントは完全に防ぐことが困難な状況にあると考えた。

「昨今の国内外で発生している深刻な被害状況からも対策は急務」とし、インシデントの未然防止、発生時のすばやい対応と被害の極小化を目的に、グループ内の専門対応組織SGH-CSIRTを設立、サイバー攻撃対策の高度化を実現した。

また、日本シーサート協議会への加盟を通じて、SGH-CSIRTの対応実績を同協議会への情報共有や連携を図ることで、同社グループ内外のセキュリティレベル向上に貢献する。