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川崎汽船、国内製鉄向け25万トン型鉱石船竣工

2017年5月11日 (木)
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荷主川崎汽船は11日、名村造船所伊万里事業所で同社が発注した25万重量トン型鉱石船「CAPE HAYATOMO」が竣工し、引き渡しを受けたと発表した。

西豪州主要3港に入港できる最大船型となる25万トン積み鉱石専用船で、国内製鉄会社向け専用船として、主に西豪州、ブラジル、南アフリカ積みの鉄鉱石輸送に従事する。名村造船所が建造した「第2世代WOZMAX(ウォージーマックス)」の1番船。

第1世代では5ホールド9ハッチが採用されていたが、7ホールドとカーゴホールド数を増やすことで積み付けの柔軟性が向上。ハッチ数を7ハッチへと減らすことにより、積揚港で荷役機器の移動回数を減らし、荷役効率を高める効果が見込まれる。

■本船概要
主要寸法:全長329.95メートル×幅57メートル×深さ25.6メートル×喫水18メートル
載貨重量:25万460トン
総トン数:13万5933トン
主機関:MES MAN-B&W6G80ME-C9.5
航海速力:14.3ノット
船級:日本海事協会(NK)
船籍:パナマ
建造所:名村造船所伊万里事業所