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遠トラ新中計、共配基盤増強し北関東・関西へ拡大

2017年5月12日 (金)

ロジスティクス遠州トラックは12日、2020年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画を策定し、最終年度の売上高310億円、営業利益17億円を目指して3年間に65億円を投資すると発表した。

荷主の製造拠点周辺にある同社施設へ原料・資材を集積し、調達物流の合理化提案を進めるほか、静岡の食品を基点に構築した共同配送基盤を北関東から関西まで増強し、取り扱い品目の拡大を図る。

また、同社資源が集中する東海道を中心にネット通販向けの感染輸送と拠点を拡充。関東・関西の中間に位置する静岡で中継輸送を実現し、乗務員の負担を軽減しながら長距離幹線輸送に需要に対応していく。

さらに「IoTによるビッグデータの分析結果を反映するシステム」を活用し、顧客サービスを強化。併せて労働時間の短縮など従業員の労働環境を改善し、人材確保に注力する。