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配達時不在理由の55%が「荷物の配達を知らなかった」

2017年5月16日 (火)

話題プラネットが15日公表した、宅配便に関する意識調査によると、配達時不在の理由として「荷物の配達を知らなかった」が1番多く、全体の54%を占めることがわかった。

(出所:以下、プラネット)

2位は「時間指定ができなかった」34.3%、3位は「配達方法・時間の指定ができなかった」23.6%と、上位は「いつ届くかわからなかった」という理由が占めた。同社は「贈答品などは、送り主からあえて送ったと事前に知らせないもので、自分で購入した商品でも時間指定ができないものもある。逆に考えると届くことが事前にわかったり、時間指定ができる場合には荷物を待って在宅する人が多いと言える。荷物を確実に受け取れる時間指定サービスが有効に機能している」と分析。

一方で、4位「時間指定の時間に帰宅できなかった」が20.7%、5位「急用ができて、指定時間に外出してしまった」が15.1%と15%を超えており、宅配便が届くと「わかっていても不在にしてしまった」ケースも少なくない。

不在時再配達依頼の手段で最も多かったのが「ドライバーに電話して再配達を頼む」が55%。次いで「再配達受付センターに電話して再配達を頼む」43%、「インターネットで再配達を頼む」35%となった。年代別に見ると「ドライバーに電話して再配達を頼む」は、高齢層ほど高く、若年層ほど低い傾向。反対に「インターネットで再配達を頼む」は40代以下の特に女性で高く、高齢層では低くなっていた。

このほか、不在で荷物を受け取れなかった「その他」には、「宅配ボックスの空きがなかった」や「インターホンの音が聞こえなかった」「在宅していたのに不在通知が入っていた」など、在宅していたが出られなかったという回答があった。「指定したとおりの時間帯に配達されなかった」「指定時間よりも早く宅配便の人が来た」といった理由も見られた。

調査は、インターワイヤード(東京都品川区)が運営するネットリサーチ「DIMSDRIVW」実施のアンケート「宅配便」で、3月24日から4月7日に調査し、モニター3710人が回答したもの。

■調査の詳細
http://www.planet-van.co.jp/news/pdf/fromplanet_61.pdf