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大阪港、1月の総取扱貨物量が5.9%増

2017年5月16日 (火)

調査・データ大阪市はこのほど、1月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は678万トン(前年同月比5.9%増)で、このうち外貿貨物は298万トン(10.8%増)と5か月ぶりの増加、内貿貨物は380万トン(2.4%増)と16か月連続の増加となった。

入港隻数は1801隻(2.1%増)、総トン数は869万総トン(10.6%増)で、このうち外航フルコンテナ船は280隻(6.1%増)、内航フェリー船は161隻(0.6%減)。

外貿貨物のうち、輸出は69万トン(4.6%増)となり、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(6.1%減)や非鉄金属(22.1%減)は減少したものの、韓国、タイの取扱いが増加した鋼材(32%増)や中国、中国(香港)の取扱いが増加した再利用資材(21.4%増)、中国、シンガポールの取り扱いが増加した産業機械(17%増)などが伸び、2か月連続の増加となった。

輸入は、229万トン(12.7%増)。鋼材(29.7%減)は減少したものの、中国の取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(22.3%増)や中国の取り扱いが増加した電気機械(19.7%増)、中国の取り扱いが増加した家具装備品(23.6%増)などが増え、2か月ぶりに増加した。

外貿コンテナ貨物は、輸出が55万トン(1.4%増)と3か月連続の増加、輸入が208万トン(15.4%増)と2か月ぶりの増加となり、月間取扱量は263万トン(12.1%増)だった。コンテナ個数は輸出が7万1000TEU(6.1%増)、輸入が9万9000TEU(14.9%増)で月間取扱個数は17万TEU(11.1%増)となり、2か月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が197万トン(7.5%増)と2か月ぶりの増加、移入が233万トン(4.5%増)で15か月連続の増加。

フェリー貨物は249万トン(0.5%増)で13か月連続の増加となり、乗降人員は7万人(15.7%増)となった。