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ANA、航空需要増加見越し訓練施設集約

2017年5月17日 (水)
空白

ロジスティクス全日本空輸(ANA)は17日、将来の航空需要の増加に備えるため最新の設備を備える訓練施設「総合トレーニングセンター」(仮称)を新設すると発表した。7月に着工し、2020年3月の竣工を目指す。

総合トレーニングセンターは京浜急行空港線穴守稲荷駅から徒歩6分の土地の建設。羽田周辺に点在していた訓練施設を集約し、訓練の効率を高める。施設は敷地面積3万3000平方メートル、地上8階建てで建物面積5万9000平方メートル。

新施設のオープンに合わせ、これまで非公開としていた訓練施設の一部を公開。実際の飛行機の到着から出発までを想定し、運航に関わるすべての社員が合同で訓練できる環境を整備し、見学エリアでは運航乗務員用のシミュレーターや客室乗務員用のモックアップなどの施設を公開する。同社の安全への取り組みや努力と挑戦の歴史の紹介、シートなどのプロダクトなどを展示するエリアの設置も検討する。