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新明和、塵芥車の臭気対策で噴霧装置開発

2017年5月17日 (水)
空白

ロジスティクス新明和工業は17日、生ごみの臭いを瞬時に「フルーティーな香り」へと変える塵芥車用臭気対策剤「デオマジック香りdeまじっく」と、これを効率良く塵芥車の庫内に自動散布する噴霧装置の販売を6月上旬に開始する、と発表した。

新明和グループの特装車向け「デオマジック」関連商品は、東邦車輛が2016年に商品化した衛生車向けの臭気対策潤滑油「デオマジックVC1オイル」に続く2例目。デオマジックを用いた塵芥車用臭気対策剤としては、国内初となる。

シキボウと山本香料11年に開発した消臭技術・デオマジックの販売代理店で、この技術の用途開発に取り組む凸版印刷から、デオマジックを活用した課題解決の提案を受け、4社による商品化プロジェクトがスタート。配合比率を変えて繰り返し検証を行い、検証結果をもとに生成した試作品を用いてアンケートの結果、回答者の91%が「(生ごみの臭いが)良い香りに変化した」と答えた。

新明和工業はさらに、デオマジック香りdeまじっくを効率良く噴霧できるよう、その量や位置、頻度を検証し、塵芥車専用の噴霧装置を開発。今後、新車販売時のオプションとして設定するほか、使用中の塵芥車にも後付けで搭載できるようにした。