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パナ、センサーで光量を自動調整する省エネLED照明

2017年5月17日 (水)
空白

サービス・商品パナソニックは17日、パナソニックエコソリューションズが販売する電源内蔵型のLED高天井用照明器具「DNシリーズ」に、容易な操作で用途に合わせた調光ができる「PiPit(ピピッと)調光シリーズ」計6機種12品番を7月から拡充すると発表した。

5月に発売するDNシリーズは、大型ドームや体育館、工場・倉庫など高天井施設で使用できるLED照明で、従来のシリーズに比べ軽量・高効率を実現している。光源寿命6万時間ですべてのタイプで眩しさを低減した「高機能型」と、光源寿命4万時間間で高効率、軽量、低価格を重視した「普及型」の2つのタイプをラインアップ。

高機能型は、全ての品種で拡散パネル一体型器具と一般器具が一つの器具に統合され、明るさを確保しながらも、まぶしさを低減している。工場や倉庫に適した普及型では175ルーメンパーワットの高効率を実現した。

今回高機能型に追加されるPiPit調光シリーズは、手元のPiPit+(ピピッとプラス)ハンディライコンを操作することにより、照明器具のグループをまとめて調光制御できる。例えば体育館で使用する場合、公式試合では100%点灯、昼間の授業やクラブ活動などでは明るさを抑えるなど、用途に応じた調光制御で節電が可能。

また、「ライトマネージャーFx」と組み合わせることで、複数シーンの記憶・再生ができるほか災害非難時の保安灯として使用可能。さらに、センサーで昼光を検知し、適切な光の量になるように照明器具をコントロールし、空間の明るさは一定のまま自動的に省エネができる。調光型LED照明器具を導入する際に必要な信号線の配線工事が不要なため、短工期・省施工で導入することができる。