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日立造船、中国に舶用エンジン部品の製造能力拡大

2017年5月18日 (木)
空白

荷主日立造船は17日、中国の中船動力社との同国合弁会社である鎮江中船日立造船机械の新工場への移転が完了し、同日竣工したと発表した。

鎮江中船日立造船は、1998年に設立以来、江蘇省鎮江市潤州区で主に日立造船向け舶用エンジンの部品を製造している。今回、潤州区内の区画整備に伴い、工場を移転することにした。

移転を契機に、工場の敷地面積を3倍以上に拡大するとともに設備の追加導入を図り、今後は中国市場向けの舶用エンジン部品をはじめとする金属製品や日立造船の舶用エンジン部品以外の金属製品を製造するなど業容拡大を図る。

■新工場概要
社名:鎮江中船日立造船机械
所在地:中国江蘇省鎮江市潤州区
製造品目:舶用エンジンの部品、産業機械用鋼構造物
面積:敷地面積4万平方メートル(移転前1.2万平方メートル)、建築面積1.6万平方メートル(移転前0.8万平方メートル)
主要設備:大型NC横中ぐり盤、50トン天井クレーン、350トン油圧プレス、NC切断機、ベンディングローラーなど
竣工:2017年5月17日