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3月の機械輸出9.6%増、JMC調べ

2017年5月22日 (月)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)がこのほど発表した、3月の機械貿易動向によると、機械輸出額は4兆6754億円で前年同月と比べて9.6%増加した。機械輸入額は2兆714億円で8.6%増。

JMCは「6地域向けすべてがプラス成長となったこと、自動車をはじめ、主要な21輸出業種のうち18業種がプラスとなったことなどによる」と分析。為替・営業日要因が0.1%の増加寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は9.5%増となった。

輸出額の地域別では、北米向けが4%増、中国向け(16.6%増)、ASEAN・南アジア向け(6.3%増)、EU向け(2.6%増)、韓国・台湾向け(28.8%増)、「その他地域」向け(7.7%増)――とすべての地域で増加。

業種別では機械輸出額の21業種中18業種がプラスとなった。全体の34%を占める自動車(6.7%増)がプラスとなったほか産業機械(17.7%増)、軽電気機械(19.9%増)、重電気機械(14.9%増)など8業種が二桁増だった。

JMCでは4月の輸出について「為替・営業日要因は0.5%の減少寄与要因となる」としているが、5月10日発表の貿易統計によると、機械輸出は6.5%増加だった。