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国交省、北海道6港湾の農水産物輸出促進計画を初認定

2017年5月22日 (月)

ロジスティクス国土交通省は19日、北海道6港湾(苫小牧港、石狩湾新港、紋別港、根室港、枝幸港、増毛港)の港湾管理者が申請した、農水産物の輸出促進計画を全国で初めて認定したと発表した。

港湾局では、港湾管理者が策定した農水産物の輸出を促進するための行動計画(農水産物輸出促進計画)を国土交通省が認定した場合に、屋根付き岸壁や冷凍・冷蔵コンテナの電源供給設備の整備に対して支援を行う制度を2017年度予算において、創設した。

この制度を活用し、屋根付き岸壁や冷凍・冷蔵コンテナの電源供給設備の整備を通じて、国内生産される農水産物の輸出競争力の強化を推進するとともに、品質確保を通じた商品価値の向上を図ることで、19年の農林水産物・食品の輸出額1兆円政府目標の達成に向けて取り組みを進めている。

今回、北海道6港湾の港湾管理者から連名で行動計画の申請があった計画では、連携水揚港湾で屋根付き岸壁を整備することにより、商品価値を向上させ、輸出競争力を強化するとともに、増加する道産農水産物の輸出需要に対応するため、輸出拠点港湾で小口積替円滑化支援施設やリーファーコンテナ電源供給装置を整備し、輸出環境を改善する。

これらにより、北海道の農水産品輸出額を現在(2016年度時点)の701億円から2025年度までに1500億円を目指す。

■詳細
http://www.mlit.go.jp/common/001185370.pdf