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さいたま市が倉庫34施設調査、「消防用設備不備」21件

2017年5月24日 (水)

国内さいたま市は23日、埼玉県三芳町で発生した「アスクルロジパーク首都圏」での倉庫火災で、鎮圧まで時間を要したことを踏まえ、市内の倉庫34施設を対象に警防調査を実施したと発表した。

2月24日から4月24日までの期間、延べ1万平方メートル以上の倉庫・物流倉庫を対象に調査を実施。

調査の結果、「消防法令の指摘あり」としたのが20施設で、指摘件数は46件に上った。このうち、最も多かったのが「消防用設備等不備」で21件、次いで「防火管理者未選任・消防計画未作成」7件、「避難経路物件存知(階段・通路など)」7件、「消防訓練未実施」4件、「その他」4件、「防火シャッター降下障害など」3件――となった。

指摘のあった施設については、「早急に指導し、是正の徹底を図る」としている。