ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

阪急阪神HD、シンガポールに4万m2の物流倉庫建設

2017年5月25日 (木)
空白

拠点・施設阪急阪神ホールディングスは25日、シンガポール西部のジャランブローで建設を進めていた延床面積4万7885平方メートルの物流倉庫「阪急阪神ロジスティクスセンター」が竣工し、29日から営業を開始すると発表した。

このセンターは、阪急電鉄・阪神電気鉄道が共同で設立した現地法人「阪急阪神プロパティーズシンガポール」が建設した物流倉庫で、ASEAN地域で阪急阪神HDグループが保有する物流倉庫としては、インドネシアに続き2件目となる。

国際物流ネットワークのASEAN地域のハブと位置付け、国際輸送事業を担う同現地法人が主要な運営主体となってロジスティクス事業の拡大を目指すほか、阪急電鉄・阪神電気鉄道も物流不動産事業を展開する。

シンガポール市内中心部や既存の港湾地区からのアクセスに優れ、シンガポール政府が2020年代初頭から順次供用開始する予定のトゥアス(Tuas)新港にも近い。

無人搬送車(AGV)システムを採用することで在庫収納力・作業効率を高めたほか、医療機器物流の品質認証(GDPMDS)、食品取扱認証(AVA)ライセンスなどで顧客の多様なニーズ対応する。

また、保税ライセンス取得倉庫となっており、保税での物流管理が可能で、非居住者在庫の取り扱いやクロスドックにも対応している。

■施設概要
所在地:38 Jalan Buroh Singapore 619504
敷地面積:1万9154平方メートル
延床面積:4万7885平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造
階数:9階建て
着工:2015年9月14日
竣工:2017年5月11日
開業:2017年5月29日