シンガポールに事業会社本拠、邦船三社コンテナ船

話題コンテナ船事業を統合することにしている日本郵船、商船三井、川崎汽船は5月31日、同事業の商標名と主要拠点配置を発表した。また、事業会社を紹介するウェブサイトも開設した。

提供するサービスの商標名は「Ocean Network Express」（オーシャン・ネットワーク・エクスプレス）とし、持株会社の本社を東京に、事業会社の本社をシンガポールに設立する。

3社は7月1日付で定期コンテナ船事業の統合会社を設立し、来年4月1日の事業開始を計画している。統合には海外ターミナルの運営事業も含まれており、香港、シンガポール、英国（ロンドン）、米国（バージニア州リッチモンド）、ブラジル（サンパウロ）――の世界5都市に地域統括拠点を設置する。

持株会社、事業会社の詳細については、関係国の競争法上の審査・承認手続きが完了した段階で公表することにしている。

■事業会社の紹介ウェブサイト
https://oceannetworkexpress.com

（画像：Ocean Network Expressサイトトップ）