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伊藤忠ロジ、インドネシアに新物流拠点建設

2017年5月31日 (水)
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ロジスティクス伊藤忠ロジスティクスは5月31日、インドネシア現地法人ILCロジスティクスインドネシアがスルヤチプタ工業団地内に第二物流センターを新たに建設すると発表した。10月の完成、営業開始を目指す。

この第二物流センター建設により、既存の第一物流センター他とあわせ、インドネシア国内物流拠点は3万7000平方メートルを超える。

伊藤忠ロジスティクスは、経済成長著しいアジア地域を重要な市場として位置付けている。特にインドネシアは市場拡大が見込まれることから、物流機能・ネットワークの強化を進めてきた。

1999年に国際フォワーディング事業の展開のためイトウチュウロジスティクスインドネシアを設立。2012年にはILCロジスティクスインドネシアを設立、第一物流センターを建設し、センター運営事業に進出。16年に高い国内輸送能力を持つ物流企業へ出資し、同国の一貫物流体制を確立した。

伊藤忠ロジスティクスは、顧客毎に適した物流サービスを提供することを得意とし、「食品・食材」「自動車」「生活消費財」「医薬品」などの分野で、輸出入に伴う海上・航空・陸上の輸送をはじめ「コールドチェーン」「Eコマース・通販物流」「3PLオペレーション」といったビジネスモデルで強みを持つ。

また、BP社の国内物流ネットワークを活用して、購買力のある中間層の増大に伴い成長するインドネシア国内消費市場向けに、冷凍冷蔵の輸送サービスを含めて、食品や消費財の提供に着手し、今後同分野の拡大を見込んでいる。商社系物流会社として、インドネシア市場へ進出する企業に対し、輸送や保管だけではなく、販売に関しても、パートナーのセットアップを含めた幅広いサービスの提供ができるところを得意とする。

今回、顧客ニーズに対応し拡大するなかで、第一物流センターが手狭になっていることから、さらなる機能強化のため、第二物流センターを建設することにした。今後も、重点分野である「食品・食材」「自動車」「医薬品」「生活消費財」を中心に顧客との取り組みを拡大し、市場の動向に合わせた機能強化を進める。