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TIACT、貨物取卸・積込量ともに15か月連続増加

2017年6月12日 (月)

調査・データ東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)がこのほど発表した5月の貨物取扱量によると、取卸量が前年同月比43.6%増の1万6408トン、積込量は32.5%増の1万1309トンで、取卸量、積込量ともに15か月連続の増加となった。このうち羽田発着貨物の割合は取卸量が38.4%、積込量が25.7%。

積込量の内訳は、羽田空港発着貨物が2910トン、他空港転送貨物7338トン、郵便1061トン。取卸量は羽田空港発着貨物6302トン、他空港転送貨物8441トン、郵便1665トンとなった。搬出貨物のうち生鮮品の実績は1842トンで29.2%を占めた。内訳は果物が56%、野菜が24%、植物が9%、水産物が8%、その他が3%だった。

上屋搬入から貨物チェック完了までの到着貨物の搬入処理時間は、品質管理基準に対して旅客便(2時間以内)が65.4%の達成率、貨物便(4時間以内)は90.6%だった。