ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大和ハウスとHacobu、資本関係視野に業務提携

2017年6月13日 (火)

M&AHacobu(東京都港区)は13日、大和ハウス工業と資本関係を視野に入れた業務提携契約を5月24日に締結したと発表した。これにより両社は、コネクテッド・ロジスティクス・ネットワーク(CLN)の共同開発・展開を行う。

両社が共同で開発するCLNでは、倉庫の情報から輸配送の情報がオンラインで一元的に統合され、ネットワークの最適化を人工知能(AI)がコントロールし、情報のやり取りもアナログな手段ではなく、オンラインのプラットフォーム上で行われるようになる。

今回、(1)Hacobuが提供するクラウド型物流プラットフォーム「ムーボ」を大和ハウスグループが建設・運営する倉庫での導入・運用(2)大和ハウスグループの運営する倉庫を拠点とした新配送サービスの研究開発・導入・運用(3)ロジスティクス・ネットワーク最適化システム(人口知能)の研究開発・導入・運用(4)ASEANでのロジスティクス・ネットワーク構築の研究開発・導入・運用(5)資本提携に向けた検討――で合意した。

Hacobuは、大和ハウスグループのフレームワークスと2016年6月にLogiTech(LogisticsxTechnology)分野で業務提携を実施しており、今回は大和ハウスグループの保有する資産との連携を含めた、資本提携を視野に入れた包括的な業務提携となる。