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名村造船所、8.2万トンばら積み8番船竣工

2017年6月14日 (水)

荷主名村造船所は14日、8万2000トン型ばら積み運搬船「SAKIZAYA KALON」が伊万里事業所で竣工し、引き渡したと発表した。シリーズ8番船。

SAKIZAYA KALONは穀物、石炭、鉄鉱石などを運搬するパナマックスバルクキャリアで、共通構造規則(CSR)を適用しつつ高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した船型で、推進性能の向上と電子制御式主機関の採用による燃料消費量の低減を図った。

またバラスト水排出性能向上のために大容量のバラストポンプを装備し、専用のバラストストリッピングラインを設けた。港湾内の汚水排出規制を考慮して生活排水、雨水、ホールド洗浄水の船外排出管理を適切に行うため、汚水などの貯蔵タンクを装備している。

■主要目
全長:228.99メートル
幅(型):32.26メートル
深さ(型):20.1メートル
総トン数:4万4425総トン
載貨重量:8万1691重量トン
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.2 1基
定員:25人
船級:ロイド船級協会(LR)
船籍:パナマ