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米UPS物流拠点で乱射事件、容疑者は同社制服着用

2017年6月15日 (木)

▲乱射事件が発生した米UPSの建物(サンフランシスコカスタマーセンター、画像中央)

事件・事故米国サンフランシスコ市のサンブルーノ通りにあるUPSの物流拠点で14日(現地時間)、UPSの制服を着た男1人による乱射事件で6人が拳銃で撃たれるなどし、容疑者を含む4人が死亡、5人が負傷した。

サンフランシスコ市警によると「容疑者はUPSの制服を着ていたが、同社の従業員かどうかは明らかになっていない」としている。

14日朝8時55分「サンブルーノ通りのUPSビルで発砲事件が発生した」との複数の通報が市警に入り、警官が急行。駆けつけた警官は「容疑者が建物内にとどまっている」などの状況から乱射事件だと判断し、コンタクトチームが編成された。あるチームが配置された場所で容疑者は銃を自らの頭に当てて発砲、警官が駆け寄って銃を確保し、直ちに応急処置を行ったという。

建物はすでに市警の制御下にある。市警は「現時点でこの事件には容疑者が1人しかいないと考えられる」として、テロとの関連を否定。現在、建物は閉鎖され、警察がほかに犠牲者や目撃者がいないかを調べている。