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郵船ロジ、製薬会社物流担当者招きセミナー

2017年6月28日 (水)

▲マルゥース・セイシィンヘルスケア物流グローバル品質担当によるプレゼンテーション

ロジスティクス郵船ロジスティクスは27日、取引先の製薬会社の品質保証部や生産・物流管理部の実務担当者を招き、医薬品物流をテーマにしたセミナーを21日に東京本社で実施したと発表した。

セミナーでは、ヘルスケア物流グローバル品質担当のマルゥース・セイシィン氏が、医療・医薬品物流品質基準「GDP」の各種輸送品質基準について、欧州の事例を交えて紹介したほか、東日本輸入営業本部医薬品営業課が、日本の現状を踏まえた郵船ロジのGDP対応への取り組みと運用上の課題、今後の展開を説明した。また、意見交換も行い、理解を深めた。

同社は、医療・医薬品物流の強化を進めており、欧州域内では2015年9月にオランダ・アムステルダムでのGDP認証取得に続いて、ことし5月にドイツ・フランクフルトでも同認証を取得し、欧州2大空港で同認証に沿った航空輸出入のオペレーションと欧州域内の5万地点をカバーする定温混載輸送サービスを組み合わせたサービスを展開。

さらに、18年春までにベルギー・アントワープ倉庫を8000平方メートル拡張し、オランダ・ローゼンダール近郊に1万1000平方メートルの医薬品専用倉庫を新設する。