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JMU、499トン型内航貨物に二重反転プロペラ提供

2017年6月28日 (水)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は27日、小池造船海運(広島県大崎上島町)で竣工した、向島ドック(尾道市)向け499トン型内航貨物船「はいぱーえこ」に、推進力・燃費性能を高める二重反転プロペラシステム(CRP)を提供した。

499総トン型内航貨物船は、貨物艙を確保するために船型に制約があるが、同船はCRPに最適化した省エネ船型と貨物艙の制約を両立させ、CRPの採用を実現。

加えてディーゼル主機関と推進電動機兼軸発電機の2種類を駆動源とするハイブリッド推進CRPシステムを採用することで、通常航海時の燃費削減に加え、港内操船性能の向上を両立した。

JMUはこれまでCRPを貨物船、ケミカル船、油タンカー、LPG船、セメント船、フェリーに搭載してきたが、今回新たに499総トン型内航貨物船も加わったことでCRPが採用できる船種の幅が広がった。