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商船三井、露「ヤマルLNG」PJ向け長期貸船契約

2017年6月29日 (木)

話題商船三井は29日、北極海航路と砕氷LNG船を活用してロシアから世界各地へLNGを輸送しようとする「ヤマルLNGプロジェクト」に、船舶保有会社を通じて参画する、と発表した。

ヤマルLNGプロジェクトは、将来的な原体が見込まれる西シベリアガス田を補完するという位置づけで、2030年にロシアの年間生産量の半分程度を生産する大型LNGプロジェクトで、北極海航路を開拓してLNGを運ぶという前例のない取り組み。

商船三井は、100%出資の船舶保有会社を通じ、ヤマルLNGプロジェクト向けLNG船4隻の長期定期貸船契約を締結。欧州の中継港からプロジェクト産出のLNG輸送に従事するという。

4隻の船型は17万4000立方メートルのメンブレン型で、19年から20年にかけて竣工する。