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日本製紙、物流連携強化へ中間持株会社設立

2017年6月29日 (木)

ロジスティクス日本製紙は29日、同社グループの主要物流子会社である、日本製紙物流、南光運輸、旭新運輸の3社の持株会社として、新たに日本製紙100%子会社の「日本製紙ロジスティクス」を設立したと発表した。

日本製紙グループの物流は、全国の工場の製品・資材の輸送を中心に、地域ブロック毎に物流子会社が担当している。旭新運輸は北海道、南光運輸は東北、日本製紙物流は関東から九州までをカバーしているが、今回の日本製紙ロジスティクスの設立は同社が要となり、物流子会社間の連携強化を目指すもの。

具体的には、物流子会社がそれぞれの地域で築いてきた強みを保ちつつ、長距離輸送面では中継輸送などによる広域連携を強化し、トラックドライバーの処遇改善による確保や効率的なラウンド輸送を推進する。

また、日本製紙ロジスティクスは日本製紙グループ製品全体の物流戦略を立案する機能を担うことにより、製品の枠組みを超えた物流拠点の整理統合を行い、顧客へのトラック配送の回転率や積載率を向上させるなど、消費地物流の効率化を図る。さらに、グループ内だけでなく同業他社や異業種企業との提携や共同物流も積極的に展開していく。

■日本製紙ロジスティクス概要
所在地:東京都千代田区神田駿河台4-6
設立日:2017年6月29日