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いすゞ、コロンビアで車両用中古エンジン再生事業

2017年7月3日 (月)

荷主いすゞ自動車は3日、米国HELMホールティング傘下でコロンビア国内に広域の修理・整備網を持つナショナルトラックサービスと合弁会社を設立することで合意した、と発表した。合弁会社は顧客の車両維持コスト低減、資源の有効活用を目的に、いすゞ車向けの車両用中古エンジンの再生(リマニ生産)事業を担う。

新会社の社名は「いすゞレマヌファクトゥーラデコロンビア」(IRC)とし、首都ボゴタ市に本拠を置く。いすゞは同国で2008年、新車販売のマーケティング会社をゼネラルモーターズ・サウスアメリカ社(サンパウロ)と合弁で設立したが、再生エンジン事業でも同社との協業を進める。

いすゞは同国商用車市場で50%を超える高いシェアを持っており、車両供給に加えて高品質の再生エンジンを提供する機能を整えることで、顧客の車両ランニングコストの低減を図る。

■新会社の概要
名称:いすゞレマヌファクトゥーラデコロンビア
所在地:コロンビアの首都ボゴタ
事業内容:車両用中古エンジン再生事業(リマニ生産事業)
資本金:250万米ドル(2.7億円)
設立年月:2017年7月
営業開始:2017年11月
出資比率:いすゞ46%、いすゞエンジン製造北海道5%、National Truck Service49%