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国交省、中国定期コンテナ扱う63港にヒアリ対策要請

2017年7月5日 (水)

話題国土交通省は4日、6月18日に神戸港で、30日に名古屋港、7月3日に大阪港と相次いで「ヒアリ」が確認されたことを受け、全国港湾の港湾管理者に対し、ヒアリ対策を文書で要請したと発表した。

これまで国交省港湾局では、6月19日に全国125の主要港の管理者に緊急点検を要請し、30日には、全国の港湾管理者に対し、南沙港で積み込まれたコンテナ貨物を取り扱う場合の注意喚起を行うとともに、特に南沙港からのコンテナ定期輸送サービスが行われている22港湾ではベイト剤(殺虫餌)をヤードに設置するといった適切な対策を講じるよう要請してきた。

7月3日に大阪港でヒアリが発見された場所が、南沙港のコンテナ貨物を通常取り扱う場所ではなかったものの、中国からのコンテナ貨物を多く取り扱う場所であることを考慮し、南沙港に限らず中国からの定期コンテナ航路を持つ63港湾にも、コンテナを取り扱うヤードとその周辺区域にベイト剤を設置するなどの対策を要請した。

■中国からの定期コンテナ航路を持つ63港湾
東京、横浜、川崎、名古屋、四日市、大阪、神戸、下関、北九州、博多、苫小牧、室蘭、小樽、釧路、石狩湾新、函館、八戸、仙台塩釜、秋田、酒田、小名浜、茨城、鹿島、千葉、新潟、直江津、伏木富山、金沢、敦賀、清水、御前崎、三河、舞鶴、堺泉北、和歌山下津、境、浜田、水島、福山、広島、呉、徳山下松、大竹、岩国、宇部、三田尻中関、徳島小松島、高松、松山、今治、三島川之江、高知、伊万里、長崎、三池、八代、熊本、大分、細島、油津、川内、志布志、那覇