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シップ・オブ・ザ・イヤー2016

商船三井、メタノール運搬船3隻が「技術特別賞」を受賞

2017年7月10日 (月)

▲左から三井造船(主機製造)田中一郎氏、商船三井(保有船社)川越美一氏、南日本造船(本船建造)大国浩輔氏、日本海事協会(船級)松本俊之氏

ロジスティクス商船三井は10日、同社運航する積載重量5万トン型のメタノール運搬船3隻が「シップ・オブ・ザ・イヤー2016」で「技術特別賞」を受賞したと発表した。

受賞したのは、「TARANAKI SUN」(タラナキ サン)、「MANCHAC SUN」(マンチャック サン)、「CAJUN SUN」(ケイジャン サン)のシリーズ3隻。

受賞した3隻は、メタノールを燃料とする主機関を搭載した世界初のメタノール運搬船で、三井造船、南日本造船、日本海事協会で共同開発した新造船シリーズ。

シップオブザイヤーでは、メタノールが環境負荷の少ない燃料で、硫黄酸化物(SOX)や窒素酸化物(NOX)の排出量を大幅に低減できることや、最新の通信技術とIoT・AI技術を駆使するなど、エコシップとして「技術的に優れている」と高く評価された。