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5月の産業機械受注高、内外需とも増加

2017年7月11日 (火)

調査・データ日本産業機械工業会は10日、5月の産業機械受注状況を発表した。受注高は2694億2500万円(前年同月比12.9%増)で、内需が1889億2100万円(8.9%増)、外需が805億400万円(23.6%増)となった。

内需のうち、製造業向けは2.5%減、非製造業向け27.3%増、官公需向け13%増、代理店向け8.4%増だった。

増加した機種は化学機械(13.7%増)、タンク(98.4%増)、プラスチック機械(44.1%増)、ポンプ(12.8%増)、運搬機械(24.1%増)、金属加工機械(86.7%増)、その他機械(30.3%増)の7機種。

減少機種はボイラ・原動機(17.9%減)、鉱山機械(26.5%減)、圧縮機(7.4%減)、送風機(16.3%減)、変速機(6%減)、の5機種となった。

外需のうち増加した機種は、化学機械(8.9%増)、プラスチック機械(23.6%増)、ポンプ(22%増)、圧縮機(44.7%増)、運搬機械(2.2倍増)、金属加工機械(16.7%増)、その他機械(32.9%増)の7機種。

減少したのはボイラ・原動機(5.9%減)、鉱山機械(64.2%減)、タンク(89.6%減)、送風機(61%減)、変速機(45.7%減)の5機種だった。

機種別では、ボイラ・原動機が非鉄金属、外需の減少で14.4%減、鉱山機械が窯業土石、建設、外需の減少で28.1%減、冷凍含む化学機械が汎用・生産用、業務用機械、電気機械、その他製造業、その他非製造業、官公需の増加で12.9%増、タンクが石油・石炭の増加で34.4%増となった。

プラスチック加工機械が自動車、その他製造業、外需の増加で32.2%増、ポンプが化学、情報通信機械、建設、電力、官公需、外需、代理店の増加で14.8%増、圧縮機が外需の増加で11%増、送風機が非鉄金属、官公需、外需の減少で19.8%減。

運搬機械が運輸・郵便、卸売・小売、官公需、外需の増加で52.3%増、変速機が建設、外需の減少で16.8%減、金属加工機械が鉄鋼の増加で61.7%増となった。

プラントは2件、129億2500万円となった(前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。