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ローンチカスタマーにセブン-イレブン・ジャパン

三菱ふそう、国産初の量産EVトラック生産を開始

2017年7月12日 (水)
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話題三菱ふそうトラック・バスは12日、国産初の量産電気トラック「eCanter」(eキャンター)の生産を川崎工場で開始した、と発表した。

走行距離は、配送トラックの1日の平均走行距離とされる100キロ以上を確保。国産初の量産電気トラックとして9月に正式発表する計画で、今回の生産は国内向けの車両として、年内に50台を組み立てる。

このうち25台はセブン-イレブン・ジャパンに納入することが決まっており、7月下旬には三菱ふそうトラック・ヨーロッパ社のトラマガル工場(ポルトガル)で、欧州・北米向け車両100台の生産を開始するという。

同社は生産開始に先駆け、5月に川崎工場内に国内で初めて電気トラック用の急速充電設備「EVパワーチャージャー」を開設。同社のライフサイクル・マネージメント本部長、オリバー・クルッグ氏は「2020年までにフルレンジの電動車両の導入を計画している。三菱ふそうは、電動化技術で業界のフロントランナーを目指す」と話している。

川崎工場は、電動化技術の開発・生産拠点としての役割を担い、今後は電気トラック用のコンポーネントの生産を含めた体制作りを計画している。