ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

和歌山・北海道に集荷拠点

JALなど3社、農産物輸出拡大へ連携協定

2017年7月12日 (水)

ロジスティクス日本航空(JAL)、農業総合研究所(和歌山市)、世界市場(東京都港区)の3社は12日、日本産農産物の輸出拡大へ連携して取り組むと発表した。

世界市場が構築した市場プラットフォーム「NIPPON ICHIBA」を活用し、8月にも和歌山と北海道に集積拠点を設置。生産者から預かる農産物を香港へ空輸し、現地の提携スーパーマーケットで販売する。

(出所:日本航空)

今後、段階的に国内の集荷拠点を拡大し、海外の消費者が手頃な価格で日本産農産物を購入できるようにし、将来的にはシンガポール、台湾へと販路を広げる。

世界市場は、農業総合研究所が国内で展開する「農家の直売所」の運営モデルを前提とした「NIPPON ICHIBA」を海外展開。17年2月から、香港のスーパーマーケットで販路を確保し、独自開発したITシステムを通じて日本の生産者に現地の市場情報を提供、日本各地から現地までの輸送手配も請け負う。