ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京海上日動が新たなリスクコンサルサービス開始

物流倉庫向け作業フローの「見える化」で危険場所予測

2017年7月13日 (木)

産業・一般東京海上日動火災保険は13日、物流事業者向けに作業員の動きをセンサーで読み取って作業フローを「見える化」し、危険な場所の予測や作業改善を提案する、新たなリスクコンサルティングサービスを年内に開始すると発表した。

同社は、これまでもトラックターミナルや倉庫での荷扱い作業について、さまざまなロスプリベンション(事故防止・低減)サービスに取り組んでおり、コンサル型のロスプリについても、顧客の事業場や作業状況を実際に見たうえで、過去の事故データや人間工学などを活用して事故防止策の提案を行っている。

こうしたなか、より高度で多角的な視点からロスプリサービスを提供するため、広帯域無線システムを利用したセンシング技術によるリスクコンサルティングの開発を昨年7月に開始。

12月に行ったトライアルでは、作業フローで危険場所の可視化、作業の改善の提案など一定の成果が得られたため、2017年中のサービス提供を目指し、7月以降本格的な実証実験を開始している。