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オリックス、自動搬送ロボ2機種のレンタル開始

2017年7月18日 (火)
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産業・一般オリックスは18日、傘下のオリックス・レンテック(東京都品川区)が、日本電産シンポとオムロンそれぞれの自動搬送ロボットの法人向けレンタルサービスを開始すると発表した。

今回取り扱う自動搬送ロボットは、日本電産シンポの「S-CART100」とオムロンの「LDシリーズ」で、S-CART100はタブレット端末で自由に走行ルートを設定でき、急な経路変更にも対応が可能。また、障害物を自動検知し自動停止するため、安全性も確保できる。

LDシリーズは、事前にルートを登録する必要がなく、内蔵するレーザースキャナーで周囲の空間距離を測定し、自動的に最短ルートを判断して走行。事前に障害物を検知し回避して目的地に到達することが可能となっている。

サービス開始にあたり、「3か月お試しレンタルパック」を提供し、「導入前に現場環境に合った利用が可能か実証実験をしたい」といった顧客ニーズに応える。

また、最新型次世代ロボットショールーム「Tokyo Robot Lab.」に続く、新たな常設展示スペース「Tokyo Robot Lab.2」を東京都町田市に開設。自動搬送ロボットのレンタルサービス開始に伴い、自動搬送ロボットの走行デモンストレーションエリアを設けた。

同施設では、複数の自動搬送ロボットが障害物を検知し自動停止する動作やレーザースキャナーで周囲の空間距離を計測しながら走行する動作など間近で見ることができる。

オリックス・レンテックは、昨年4月からロボットのレンタルサービス「RoboRen」を開始しており、精密機器のレンタルビジネスのノウハウを生かし、ロボット本体のレンタルと自社専任エンジニアによる技術サポートを行っている。