ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

プロロジス、大手3PLと5.8万m2の賃貸契約

2017年7月20日 (木)
空白

拠点・施設プロロジスは20日、千葉県習志野市の「プロロジスパーク習志野5」で、大手3PL企業2社と新たに5万8200平方メートルの賃貸契約を締結したと発表した。

新たに契約したのは住商グローバル・ロジスティクスとセンコーファッション物流の2社で、これにより同施設は100%稼働となった。

住商グローバル・ロジスティクスとは5月に1万5300平方メートルの賃貸契約を締結した。この契約に先立ち、昨年6月に「プロロジスパーク習志野5」で2万7400平方メートルの賃貸契約をしている。

施設で働く従業員が多いため、倉庫内に空調が完備されている点や、雇用が確保しやすい周辺環境、都心近くでありながら内陸に立地するため津波などの災害リスクが少ない点などが評価され、増床契約に至った。

3・4階、1・2階の南半分に入居し、最先端のAI技術や自動化技術を導入した通販物流の戦略的拠点と位置付けている。

センコーファッション物流とは2月に1万5500平方メートルの賃貸契約を締結。施設の1・2階北半分に入居し、衣料品の物流事業を請け負う。同社はこの施設を店舗への配送拠点として利用する予定で、都心へのアクセス利便性などを評価した。

プロロジスパーク習志野5は、16年4月に竣工した4階建てのマルチテナント型物流施設。施設は1・2階、3・4階の2層使いのメゾネットタイプで、保管効率と荷捌きの速さを両立させた設計となっている。非常用発電機や、断水時に利用できる災害用トイレなどを備える。

都心から30キロ圏内、国道16号から都心側に立地し、国道296号、県道57号線、県道69号線の近くに位置。東関東自動車道「花輪IC」まで8.4キロ、「武石IC」まで3.7キロ、「千葉北IC」まで8.6キロと、複数の代替経路が利用できる物流適地に立地している。