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東京税関調べ

上半期の東京港、台湾のIC伸び輸入額8%増

2017年7月21日 (金)

調査・データ東京税関が20日発表した東京港の上半期(1-6月)と6月の貿易概況(速報)によると、上半期の輸入額は5兆6892億5700万円で前年同期に比べ8.9%増、3期ぶりにプラスだった。

輸入は、台湾からのICが44.7%増加したほか、中国の通信機が43.1%増、チリの魚介類・同調製品が19.6%増加となった。

輸出は2兆7849億1400万円で4.9%減、4期連続のマイナス。台湾向け科学光学機器が33.3%減、米国向けの電気計測機器(21%減)と自動車(44.2%減)が輸出額を押し下げた。

一方、6月の輸入額は1兆87億3600万円で前年同月から17.9%増えた。4か月連続のプラス。台湾からのIC(73.6%増)、米国の医薬品(41.5%増)、中国の通信機(58.6%増)が増加に寄与した。

輸出は5001億9900万円(0.9%減)で3か月連続のマイナスだった。