ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

燦キャピタル、鹿児島で山林23万坪の賃借権取得

2017年7月25日 (火)

産業・一般燦キャピタルマネージメントは24日、孫会社のSGPEジャパンが鹿児島県南大隅町で山林23万坪の賃借権を取得するとともに、バイオマス燃料となる木質チップの原材料として立木を購入すると発表した。

国内発電所とバイオマス発電所向けのバイオマス燃料として、国内の木質チップ製造会社に原木を販売するほか、SGPEジャパン独自で木質チップを製造し、日本の商社へ販売する狙い。

SGPEジャパンは、土地の賃借権を美土里(鹿児島県錦江町)から譲り受け、美土里とその共同事業者から立木をすべて購入する。美土里は土地の所有者から管理処分委託を受けている財産管理組合との間で賃貸借契約と、立木の売買契約を結ぶ賃借権者で、立木の所有権者となっている。

今後は木質チップ製造・販売のための事業用地の選定、確保、施設建設の準備を進める。

■土地、立木の概要
所在地:鹿児島県肝属郡南大隅町(山林、63筆)
面積(公簿):76万5368平方メートル(23万坪)
対象立木:対象土地に存する立木のすべて
推定量:16万トン