商船三井の自動車船、那覇港へ初寄港

話題商船三井は25日、同社が運航する自動車船を7月21日に初めて那覇港に寄港させ、ニュージーランド向けの中古車123台を船積みしたと発表した。

今回の寄港は、商船三井がコンソーシアムで参画している、沖縄県が実施する沖縄振興特別推進交付金（一括交付金）を活用した「2017年度国際物流関連ビジネスモデル創出事業（中古車輸出ビジネスモデル実証事業）」の一環として行ったもの。

同社の自動車船「セレニティ・エース」（SERENITY ACE）は21日6時54分に那覇港へ着岸し、15時30分に出帆した。その後、韓国と日本の積地数か所を回り、8月18日頃ニュージーランドのオークランド港に到着する予定。

船積みの様子は行政・港湾関係者などに公開し、コンソーシアムを構成する各社と実証事業の意義、安定した事業化へ向けた今後の課題について検討した。