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アート、五輪馬術6大会連続出場の杉谷選手と契約

2017年7月25日 (火)

話題アートコーポレーションは25日、馬術競技の杉谷泰造選手と所属契約を締結したと発表した。契約期間は2017年1月から3年間。

同社は「長年絶え間ない努力を続け、乗馬の発展に尽くしたいと考える杉谷選手の姿勢に共感するとともに、スポーツとしての馬術競技を多くの人に知ってもらいたいと思った」と所属契約した理由を説明。

杉谷選手はアートコーポレーション所属選手として、同社が所有する競技馬「ヒロイン・デ・ミューズ」とともに20年東京オリンピックにチャレンジすることになるという。

同選手は96年アトランタ五輪、00年シドニー五輪、04年アテネ五輪、08年北京五輪、12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪と、馬術競技日本代表選手として6大会連続出場の日本記録を樹立し、現在も活躍中。さらに20年の東京五輪への出場を目指し、トレーニングを積み重ねている。

■杉谷泰造(すぎたにたいぞう)選手プロフィール
1976年6月27日生まれ、大阪府和泉市出身
障害馬術選手。祖父・川口宏一氏、父・杉谷昌保氏と三代続けてオリンピック・馬術競技日本代表を務め、2016年リオ・デ・ジャネイロでは、オリンピック6大会連続出場の日本記録を樹立。

6歳で馬術競技を始め、ジュニア選手権優勝、国体優勝、そして全日本選手権制覇など、国内トップクラスの大会で数々の入賞を果たし、17歳で渡欧。オランダの元チャンピオンライダーHenk Nooren(ヘンク・ノーレン)氏に師事し、活躍の舞台を国際大会に移す。

2000年にラスベガスで行われた、ワールドカップ・ファイナルでは、日本人最高位記録となる15位、さらに2010年の世界選手権ケンタッキー大会では世界のトップ10に入り、その実力を証明した。現在は日本とドイツを往復しながら、世界最高峰の大会を中心に転戦を続けている。

■杉谷選手コメント
初めてこのような大きなご支援を頂き、大変光栄だと同時に、身の引き締まる思い。母国でのオリンピック開催は誰もが経験することのできない特別な大会。これまでの集大成として、大輪の花を咲かせられるように、これからも精進していく。